訪問入浴 看護師

未経験でも大丈夫?訪問入浴看護師の実際

未経験で訪問入浴を始めました!新人看護師が注意する3つのポイント


私は介護施設の経験は全くありませんでしたが、派遣で訪問入浴の仕事を始めることなりました。

 

医療機関での経験しかなかった私が介護施設での仕事を通して知ったことや、訪問入浴看護師を始める上での注意点について紹介します。

 

注意点1・介護の世界はシビア!

医療機関で仕事をしていると、もっと患者さんに良くなって貰いたい!もっと良い看護を提供したい!と思っている方が多いですよね。

 

私も患者さんが退院していくときや、感謝された時はとても嬉しい気持ちになります。

 

でも、介護の現場は、利用者さんにもっと良くなって貰いたい!という思いが通じないことが多いです。

 

治療や看護ケアは最小限のことしかできませんし、治療のために行うのではなく、指示されたから行うというスタンスです。

 

それは高齢者看護・介護の問題でもあり、介護保険でできることの上限だからです。

 

介護保険ではできることが限られています

 

治すための治療ではなく、現状維持や介護保険内で収まるケアをするに過ぎません。

 

利用者を思い一生懸命になりすぎると、介護の世界のシビアな面が辛く感じるかもしれません。

 

でも、訪問入浴を通して、利用者が一時的にでも安楽に過ごせたらそれで良いのではないか?と考えると気が楽になりますし、自分も誰かの役に立っていると感じることができます(´∀`*)

 

注意点2・接遇が何よりも大事!

訪問入浴の仕事は利用者のお宅に訪問し、利用者のお宅の物品をお借りして仕事をします。

 

家はプライベートな場所ですし、お湯を張るために浴室や洗面所をお借りすることになります。

 

他人を家に入れることに抵抗を感じる方もいると思います。

 

最初から看護師を信用してくれるとは思っていませんが、短い訪問時間の中で信頼関係を築くしかありません。

 

そのためには、接遇はとても大事だと思います。

 

相手のお宅のルールに敬意を払うこと、相手のお宅のペースを守ること、言葉使い、笑顔など、サービス業だという意識を持って取り組むと、時間はかかりますが信頼関係を築くことができると思います。

 

接遇を重視しなければ、相手は自宅に招くのことに不快感を持つようになります。

 

接遇を重視すれば、利用者や家族は心を開いてくれると思います(´∀`*)

 

注意点3・看護師ができることは限られている

訪問入浴では看護師ができることには限りがあります

 

ケア中に気付いたことがあっても、ケアマネへの相談なしに、処置の変更や追加を勝手にすることはできません。

 

医療機関なら、何か気付くことがあったらすぐに主治医に相談し、処置の変更や追加の指示をすぐに受けることができます。

 

でも、訪問入浴では看護師は、良かれと思って医療処置を指示なくしてしまうのは御法度です。

 

ケアマネへの連絡が先であり、すぐに指示を貰えない場合は、負担が大きいのは利用者の方ですよね。

 

介護の現場では、連絡事項は看護師からケアマネへ、ケアマネから主治医へ、主治医からケアマネへ、ケアマネから看護師へというように、ケアマネを通さなければ主治医に報告をすることもできません

 

全てはケアマネが中心になって動くので、看護師としてはもどかしさが残りますね。

 

 

新卒看護師に訪問入浴をおすすめしない3つの理由


新卒看護師で訪問入浴を希望する方は少数ですが、新卒看護師に訪問入浴をおすすめしない理由が3つあります。

 

訪問入浴看護師の主な業務は、利用者の健康管理・安全の確保・入浴の可否判定です。

 

訪問入浴での経験は、職歴には生かされずスキルアップはできません

 

訪問入浴の職歴は転職の際には考慮されないので、安い給料からのスタートとなってしまいます。

 

新卒看護師なら、医療機関への就職で経験を積むことをおすすめします(´∀`*)

 

理由1・新卒は経験を重視したほうが良い!

新卒看護師は大半の方が系列病院や、附属病院に就職をしますね。

 

訪問入浴を希望する方は少数ですが、新卒看護師にはおすすめしません。

 

それは、新卒看護師だからこそ経験した方が良いことがたくさんあるからです。

 

新卒看護師なら同期入職のナースがたくさんいて、同期はかけがえのない存在です。

 

悩みを共有したり、仕事の愚痴を話したり、常に一緒に過ごす大切な存在です。

 

同期の存在で仕事を辞めずに続けられた!という看護師はたくさんいます。

 

新卒だからこそ、たくさんの同期に恵まれ、将来的にも良い影響を与えます。

 

新卒で訪問入浴に行ってしまうと、このような大切な同期との出会いはありません

 

訪問入浴は看護師よりも介護士がメインの職場ですから、同期に出会ったり、スキルアップできる環境ではありません。

 

訪問入浴を始める時は、結婚や出産などでライフスタイルに変化があった時がおすすめですよ(´∀`*)

 

理由2・ベテラン看護師を希望する家族の事情

訪問入浴・訪問看護・訪問介護のような、在宅での仕事は、利用者や家族はベテラン看護師を希望する方が多いです。

 

普段、介護をしている人にとって、たまに来る看護師では不安も大きいのです。

 

在宅での仕事は、家に他人を招くことでもあるので、たまにしか来ない看護師に家に上がられるのはストレスだと感じる人が多いのです。

 

また、ベテラン看護師なら頼りがいがあって信頼できるという点も大きいです。

 

家族は特に、「信頼できる人に家族を見てもらいたい!」と思っているので、ベテランで信頼できる看護師を希望するのです。

 

希望に合わない若い看護師が訪問すると、看護師の年齢のことだけでクレームを入れられてしまうことがあります。

 

理由3・介護士とのパワーバランス

介護施設では看護師の人数よりも介護士の人数の方が多いです。

 

介護士の中には看護師に対して敵意を持っている人もいます。

 

看護師からの指示には返事もしないとか、話しかけても一切無視とか・・・。

 

介護施設での仕事において、介護士はプロとしての自信をもっているんでしょうね。

 

そこに看護師がやってきて、ただ看護師免許を持っているからという理由で、指示を出されたり意見を言われたら、おもしろく思わないのは仕方がないかなと思います。

 

実際、経験のある介護士は看護師よりも仕事が出来ますしね(´;ω;`)

 

介護士と看護師のパワーバランスが乱れている訪問入浴事業所だと、人数が少ない看護師の方が肩身が狭い思いをすると思います。

 

大手の看護師派遣会社なら、このような事業所の雰囲気や人間関係を事前に調べることができます

 

事前に職場のことを知ることで、介護士のイビリに怯えることもありませんよ。

 

介護の世界では看護師VS介護士となってしまう施設が多いので、事前に事業所について下調べをしましょう(´∀`*)